
私の友人 兵頭 富士郎氏が剣道の7段に合格した。
彼とはホテルニューオータニの入社が一緒だから、爾来40年来の知己ということだ。
この10年は母校 上智大学の剣道部監督として活躍している。
さて 7段というのは、どれ程のものなのかは分らぬが知らせを受け「おめでとう」と言った。
その夜 気になったので私の兄に電話を入れた。
兄 山下広勝は北海道剣道連盟の会長で7段練士だか教士だかである。
7段ってどれ程のことなのか・・・に兄は明確に答えてくれた。
ひとつ 合格率は10%
ふたつ 実技・競技力・型を重視する
みっつ 人品骨柄 優秀な者
とにかく『ご立派』な人になったということだ。
ならば、おめでとうを5〜6回言うのであったな と後悔している。
近々会うから10回位言っておこう。

こんなことがありました。
その友人に男の子が生まれ、剣士にするんだと少年のころから英才教育(剣道の)を
受けさせていました。
家は千葉で「千葉ロッテマリンスタジアム」の近くであります。
少年は大きくなるにつれ「孟母三遷の教え」よろしく
野球に興味が湧き 時をおかず竹刀(しない)から、金属バットに持ち替えることになりました。
友人は大いに嘆き、然らば「真剣」を与えて、まがった心を大和民族の心剣にもどそうと考えます。
ある日 息子を呼び「この真剣を授ける」と時代がかったことを言ったそうな。
息子の答え『こんな危険なものはいらねェ』
子育てって親の思う通りにならないものですなァ。
兄の孫達も剣道を習っているんだって聞いていたけれど、いつか会った時
『僕達はサッカーしか興味ないよ』って言っていた。 兄もかわいそう・・。
そうだ!友人が「ニューオータニ札幌」に出向した時、赴任してすぐ電話をくれた。
因みに私は北海道室蘭市生まれ、友人は剣を右手に『お主の国をロシアから守ってしんぜるッ』
という電話だった。
7段おめでとう