
明るいナショナル〜明るいナショナル というCMが、とっさに口に出ました。
1月11日 松下電器産業は会社名を『パナソニック』にすると発表しました。
パナソニックというのは「PAN」(あまねく)と「SONIC」(音)を組み合わせた
造語だそうです。
「明るいナショナル」で育った年代としては複雑な思いですね。
社員の方々は、いろいろな思いがあるのでしょうね。
私は株式会社 ホテルニューオータニの出身です。
ホテルニューオータニという会社名になるまでの経緯(いきさつ)を
ちょっとお話ししましょう。
昭和39年(東京オリンピック)の年 ホテルの第一期生として入社しました。
4月のことですが、最初の月給袋の会社名は株式会社 大谷観光
という会社名でした。
ホテルは建築途中でしたので、私は仲間30人と大阪グランドホテルに
研修に出されました。
5月の月給袋の会社名は 株式会社 ホテルシエラトンオータニであったと
記憶しております。
そのころ、アメリカのシエラトンホテルと新規開業のオータニは業務提携を
することを前提にこの名称になったようです。
7月の月給袋の会社名 ホテルオータニとなっていました。
背景はこうです。創立者の大谷米太郎翁がシエラトンホテルに
つまり今でいう外資に乗っ取られる可能性があるので軽い提携にとどめた
ということを聞きました。
9月の月給袋の会社名 ホテルニューオータニとなりましたが
7月のあとに「ホテルオータニ」という時間(短期間ですので)が
あったのですが『ホテル オークラ』が既に開業していてあまり似通った
名なので、あいだにニューを入れて『ホテルニューオータニ』になった
という歴史が語られています。
10月1日 開業しました。
しかし、月給をもらうたびに会社名が変わっていることに
いっとき不安を抱いたこともありました。正直な話です。
そしてもうひとつ今回のパナソニック〈松下電器産業)は
ホテルニューオータニの大株主でもあります。
もちろんその当時の社長は神様 松下幸之助翁であったと
記憶しています。
因みに私の昭和39年大卒初任給は17,000円が入った月給袋でした。
会社に歴史あり 人に歴史あり ですね。