
1月のある土曜日 東京日比谷公会堂での「華麗なるラテンとジャズの饗宴」
と題した2ツのビックバンドのコンサートに行ってきた。
これを読んで『東京キューバンボーイズってまだあるの?』という方も多いのでは
ないでしょうか。
そうなんです「見砂直照とキューバンボーイズ」は、1980年 直照が亡くなる
少し前に解散しました。
しかし、3年前に息子 和照が再結成したのが今回のバンドです。
解散する時の最終コンサートにも行きましたが、あの時のドラマーだった息子が
リーダーとなって再結成にこぎつけたというのは立派ですね。
欧米にもあまり例をみないことですよ。
そして特筆すべきは、亡くなった父親そっくりなのです。
親子ですから当り前ですが、まるで先代を見ている様でしたよ。
原信夫って人は変らないですね。いつまでも紳士ですねェ。
富山県滑川の出身で私が富山県宇奈月ニューオータニホテルの新館を作り
披露した時のパーティーにビックバンドを率いて来てくれました。
今年で57年目を迎える歴史のあるバンドで、ひとりのリーダーでこれ程
息の長いビックバンドは、これまた例をみないものです。
‘88年に紫綬褒章 ‘98年には勲四等旭日小授章をもらっているんですよね。
あの大きい日比谷公会堂(2100席)が満員御礼でした。
すごい人気です。客の平均年令がすごいですよ〜 おそらく71才と
11ヶ月位ですかねェ。
壁や手すりにすがりついて階段を上り降りする客が続出。
トイレ行ったっきり帰って来ない等々 でも楽しかったですよ。
この日比谷公会堂 48年前 悲しいことがあったのですよ。
当時の日本社会党々首の浅沼稲次郎が、このステージである右翼の
少年に刺殺されたのですよね。
イヤなことを思い出しましたが、こんなこともありました。
10数年前 ビックバンドの合同コンサートがフィバーした時代
東京だけではなく大阪在住のビックバンドも合同ということで、この会場で
東京と大阪の8組のビックバンドが競演したことがありました。
公演している時間は約8時間。さすがにこの時は苦痛でしたよ。
イスは狭いし、作りはわるいし。
でもフィナーレが原信夫とシャープス&フラッツですからねェ。
帰る訳にいかないですよ。
その後はしばらくジャズだけではなく音楽を聞くのを止めていたことを
思い出しました。
ホテル鬼怒川御苑でもビックバンドを呼びたいですねェ。