
婿、聟、女婿
経営指導をしているホテルエクセル岡山(須藤圭爾 社長)に4年程在籍した
男性社員が名古屋に婿に行くという。
仕事の出来る男で社長も幹部候補生として育てていました。
「ムコさん」という立場になる人のタイプというのは私の頭の中では何となく
“こうあるべき男”という固定観念があったが、この男にはそれが当てはまらなかった。
「小糠(こぬか)三合あったら婿に行くな」
「小糠三合あるならば入り婿すな」
等々 昔から婿入りを積極的にすゝめることわざとか言葉は見当たらない。
昔 ホテルニューオータニにいたころ、5才位上の同僚が成田山新勝寺の門前の
土産物店にムコに行った。
ムコの身だから致し方ないのだろうが、世の中が観光で忙しくなる時に必ず
休むのである。
盆、正月、年末 こっちも観光業だから同じ日に忙しくなるのですよ。
東京の浅草寺も365日のうち200日位は大小のお祭りをやっていますが
成田山だって負けてはいない名刹です。
そのうち仲間うちから「ムコに行ったところに勤めたほうが良いのでは」
という意見が出始め 結局そうなった。
世の中には成功しているムコさんはたくさん居る筈ですよねェ。
女婿だけで何代も続いている商家や地主もあります。
どうかこの男がその成功する部類に入ることを祈っています。
来月のことなどですが、ムコに行く奴への祝電は初めてです。
祝電の内容を考えると頭が痛いですねェ。
NTT東日本 編 「電報文例集」には「ムコ入り」をとりあげている文例はないのです。
いっそのこと
『おめでとう!早く男の子種を2〜3個残して帰って来い』とでも打電しましょうか。